と り こ

『精霊の守り人』から『天と地の守り人』まで

「ジグロは、なんて?」
「いいかげんに、人生を勘定するのは、やめようぜ、っていわれたよ。不幸がいくら、幸福がいくらあった。あのとき、どえらい借金をおれにしちまった。・・・・・・そんなふうに考えるのはやめようぜ。金勘定するように、過ぎてきた日々を勘定したらむなしいだけだ。おれは、おまえとこうして暮らしているのが、きらいじゃない。それだけなんだ、ってね」

(『精霊の守り人』P246)

ふだんは見えないもうひとつの世界は、ここではないどこかに無数にあって、現実世界と近づいたり離れたりしながら存在している。
私には、心の世界もそのひとつに感じられます。

子供の成長と、大人が失ったものを再生する話が中心だと思うのですが、それぞれが丁寧に書き分けられています。
作品に漂う匂いや音が日本に近く感じられ、とても読みやすいです。

また、人間の強さと弱さ。表と裏。光と影。善と悪。
誰でも、きれいだけじゃない、汚い部分もあることがきちんと書かれています。
[PR]



by torikomesi | 2010-11-30 14:22 | わたしの楽しみ

とりこのこれからのてあみ
by torikomesi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧