と り こ

『銀二貫』

たんたんと書いてあって、決して泣かせようとする話ではないのに、じわーっときて涙が出そうになった本。

大阪天満の寒天問屋の主人に銀二貫で救われた武士の子、松吉が成長していく話。
まわりの人々も含めた、まじめでひたむきな生き方が泣けるのか。
悪人も出てくるけれど、作者が松吉たちの味方だからいいのか。
無理がないからいいのか。
それともただ私が涙もろくなっただけなのか。

こういう言葉もあったということで。

「なあ、松吉。一里の道は一歩では行かれへん。けんど一歩一歩、弛まんと歩き続けたら、必ず一里先に辿り着ける。お前はんは、もう歩き出したんや。転んだなら立ち上がったらええ。簡単に諦めたらあかんで」

(幻冬社時代小説文庫P312)
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by torikomesi | 2011-02-03 17:37 | わたしの楽しみ

とりこのこれからのてあみ
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