と り こ

『災害ユートピア』

この本を読んで分かったこと。
災害が起きてもパニックは起きない。

タイトルにあるように、大きな災害に遭遇すると、しばしばユートピアが生まれる。
怪我人を救出したり、食事を提供したりして、互いを思いやり、譲り合い、助け合う。
大多数の民衆は冷静に行動するのだ。
著者レベッカ・ソルニットは、その様子を相互扶助であり、利他主義と書いている。

しかし、少数だが、パニックに陥る人がいる。
権力を持っていたり、資産がある人の中には、民衆は強奪したり、暴動を起こしたりして、被災地域が無秩序になると思い込むのである。
ハリケーンカトリーナでは被災者が救助されず、遠くから見ていてどうしてだろう?と思っていたが、警察署長や知事がテレビで噂に過ぎない情報を流し、しかも見捨てたというのが事実だ。
そこには、一般大衆、特にマイノリティや貧しい人々に対する蔑視や恐怖があると考えられる。

著者はさらに、エリートパニックとそれを助長するのがマスコミだと述べている。

1906年に起きたサンフランシスコ地震から、911、ニューオリンズのハリケーンカトリーナまで5つの大きな災害を調査して書かかれている。

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by torikomesi | 2011-03-22 14:27 | わたしの楽しみ

とりこのこれからのてあみ
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