と り こ

『マグロ船仕事術』

齊藤正明さんのマグロ関係の文章を読むと楽しくなります。
漁師さんの大分弁がふんだんに出てくるからです。

「『なんでこのマグロたちがこんな目に・・・・・・』と思っても、それには理由なんてねぇ。たまたまここを通ったんが悪かっただけじゃ」
「それは魚ですから・・・・・・」
「魚も人間も、同じ生き物じゃろーが。そこに差なんてねぇ。齊藤は、起きたことの意味を、誰かに教えてもらおうとしよる。でも、そんなもんはねぇんじゃ。起きたことは、自分で勝手に意味をつけるもんど」
(ダイヤモンド社 P89)

そして、今、起きていることが良かったか悪かったかなんて、今の時点では絶対に分からないのです。

「そんなことは知らねーが、前向きなときばかりでなく、後ろ向きなときも大事じゃ」
「後ろ向きなときも大事と聞いたのは、はじめてです」
「後ろ向きになるっちゅーのは、危険を感じる能力ど。いつでも前向きな人やらが船長をやると、絶対無茶をしよるから船が危ねーんど」
・・・・・・・
「『前向きなんが絶対いい』言うんは、ブレーキのねぇ車に乗るんと同じぞ。アクセルばっかしじゃ、危ねぇじゃろう」
(ダイヤモンド社 P104)

新書だった『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』も読み返したくなりました。
私向きなのだろうと思いますけれど、大好きな本です。
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by torikomesi | 2011-04-20 16:02 | わたしの楽しみ

とりこのこれからのてあみ
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